人材サービスとフリーランス

フリーランスに役立つ人材サービス

フリーランスへの道!「SES契約の注意点」

NEWS

RECOMMEND

契約時に注意する点

フリーランスの道へ進むためのステップとしてSESがおすすめではありますが、SES契約で仕事をする場合に注意したい点がいくつかあります。それらは人材サービスの利用にも共通して言えることなので、次のステップへ進む前によく確認をしておくようにしましょう。確認しておくことや明確にしておくことばかりで大変に思えるかもしれませんが、トラブルが起きてから後追いで細部をチェックして、結局どうにもならず悔しい思いをするよりも、少々大変でも最初にきっちりやっておいたほうが後々安心して仕事に専念できるので、面倒でもここは丁寧に対応しておくようにしましょう。

契約時に注意する点
Pocket
LINEで送る

契約内容はとにかく念入りに確認を

契約内容はとにかく念入りに確認を

契約を結ぶということは、お互いが内容に全て同意していることになるので、後から変更はできません。確認を怠ったがために苦しむのは自分自身なので、トラブルを回避するためにも契約書を交わす前に内容の細部までしっかり確認し、不明点や疑問点があれば確認をとりましょう。
SESの契約形態は「業務委託」です。業務委託とは、技術力を提供するということであって、報酬は労働に対して支払われるものです。エンジニアに指示を出せるのは受注企業ですが、発注先の企業が業務に対する指示を出したり勤怠管理をしたりする偽装請負の恐れがないか注意する必要があるでしょう。

報酬の内訳をチェック

提示された報酬金額が税別か税込かでトータル金額が大きく異なるので、どちらなのか最初にしっかりチェックしておきましょう。フリーランスの場合、税込の額で提示されることがほとんどですが、この点が曖昧になっているようなら税込の金額を提示して交渉してみましょう。仕事上移動の必要がある場合、交通費や宿泊費などの経費のことについても要確認です。また、締め日、支払日、支払い方法、支払日が休日の場合などについては最初の段階で把握しておきましょう。

作業内容や作業範囲を明確に

SES契約の場合、指示を出す権限は受注した企業にあるため、常駐先からの指示を受けられないことになっています。しかし、作業内容や作業範囲が明確になっていない場合、本来携わる業務の範囲から外れた業務を常駐先からいろいろ頼まれてしまうなどの弊害が起こりかねません。そのようなことを予防するためには、初回契約時に作業範囲についての枠組みを作っておくことが有効です。常駐先の企業がSES契約と派遣契約の違いを理解していない場合、 SES契約のエンジニアを派遣のエンジニアと同様に使ってしまうこともあるので、本来の仕事を逸脱するようなことがあれば、そのまま流されて引き受けてしまうのではなく、受注先に報告、相談を必ず行うよう徹底しましょう。

ピックアップ!