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企業を退職してすぐにフリーランスになるのも良いのですが、フリーランスとして十分な仕事ができるほどのスキルがまだ身についていないなら、間に派遣の期間を入れてみてはいかがでしょうか。人材サービスを利用すれば、身につけたい専門性に合う派遣の仕事に絞り込んで紹介してもらうことができるので、実践を積みながらスキルアップしていくことができます。
会社員として働いていた頃にスキルが身につけばいいのですが、会社員は仕事を選ぶことができないので、結果的には自分の得意分野や専門分野とは違う業務に就かなければならないことも少なくありません。そうすると、業務と並行して専門性を高めていくのは難しくなるので、プライベートの時間を使って勉強するしかありません。しかし、そのままでは十分な勉強時間が取れないばかりか、現場での実践経験を積むこともできないので、すぐに独立することはできないでしょう。
フリーランスは仕事ができて当然とみなされるので、大きな失敗をすれば次はないかもしれない厳しい世界です。そのことを考えると、経験不足のままフリーランスになるのではなく、もっと現場を経験してからにしたいと思うのではないでしょうか。
会社員のままでは経験が増えないということなら、退職して独立する前に派遣社員として働いてみるという方法もあります。派遣社員に対するイメージが悪かったのは昔の話で、今では派遣会社が充実した福利厚生や育成プログラムを用意し、スタッフへのサポートもしっかり行っています。そのような派遣会社の動きと多様な働き方が浸透するにつれて、派遣をキャリアアップのためのプロセスと考える人も増えてきたようです。
派遣社員として働く人は、1つの部署で働くことができるのは3年間までと法律で制限されています。そのため、フリーランスになるためのスキルアップ期間として「派遣で3年」を当初の目標にしてみてはいかがでしょうか。3年間の現場経験を重ねていくうちに、様々なノウハウを身につけられるだけでなく、業界の動向をリアルタイムで知ることもできるでしょう。念には念をということであれば、さらにもう3年間別の企業で経験を積むというのもいいかもしれません。独立するまでに数年以上かかる可能性がありますが、しっかりしたスキルと経験があれば、それに見合う好条件の案件に関わることもできるので、独立してすぐ稼げるフリーランスとして活動を開始することができるでしょう。
ただし、派遣社員と会社員とでは賞与や退職金などの面で違いが大きいので、続けるなら独立ありきで考えなければ損をするということを忘れないようにしましょう。
稼げるフリーランスになって長く続けていくためには、努力がどうしても必要です。ITエンジニアとしての実力を高めていく努力はもちろんですが、仕事をいくつも経験しながらコミュニケーション力を高めることも意識しておきたい点です。また、好んで選ばれるフリーランスになるための人間力強化も重要な要素です。そうして努力していくうちに、人脈も徐々に増えていくはずなので、そこから新たなチャンスを見つけて仕事につなげていくようにしましょう。
独立の夢を叶えるために早く前へと進みたい気持ちになるかもしれませんが、フリーランスとして長く地に足をつけて頑張っていくためにはスタート時のスキルがとても重要です。そこで、フリーランスの第一歩としておすすめなのが、独立の前にSES契約という働き方でITエンジニアとしての経験値を上げるという方法です。人材サービスを利用して派遣社員として働く方法もありますが、IT系フリーランスを目指すならSESが最適です。
企業と求職者のマッチングをサポートするサービス、求職者と契約を結んで企業に派遣するサービス、正社員や契約社員として直接雇用することを前提に一定期間人材を派遣するサービスなど、人材紹介を行うサービスにはいくつかの種類があります。フリーランスとして働くのであれば自分で自由に営業をすることができますが、人材紹介サービスを利用する企業が増えているということもあって、仕事探しを人材紹介会社に依頼するフリーランスも増えています。