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フリーランスも立派な事業主なので、仕事をただ多くこなすことで収入アップを目指すばかりではなく、節税対策でも収入アップにつなげたいところです。様々なサポートを受けることができる人材サービスが便利とはいえ、経理は本人がやらなければならない仕事です。忙しい日々を送っていると経理の仕事がつい後回しになりがちで、経費として処理できたようなこともうやむやに終わってしまい、余分に税金を支払うことになる人もいるかもしれませんが、フリーランスとして活躍し続けるためにも、節税対策はしっかりできるようにしておきましょう。
フリーランスの税金は、毎年の確定申告でその額が決まります。負担する税金は所得税、住民税、個人事業税、消費税などがありますが、これらの税額を決めるのが「所得額」です。所得額は経費などを差し引いて少なくすることができます。所得額が減ればかかる税金も減らせるので、引けるものはもれなく引くのが節税のコツです。そこでまず節税対策の筆頭として覚えておきたいのが収入から必要経費を差し引くという点です。経費として認められるものには、事業の運営にかかる支出、事務所代などがありますが、自宅兼事務所であれば、通信費、光熱費などのような生活費の一部も経費として計上することができます。交際費、交通費なども経費にできるので、全ての領収書を保管し、帳簿付けをしっかりと行っておくようにしましょう。家族がいる人の場合、生計を共にしている15歳以上の親族で、なおかつ6ヶ月以上従事している人がいれば、「専従者控除」を適用し、給与分を経費に回すことができます。なお、青色申告の場合は「青色事業専従者」の届け出をすれば、上限に関係なく家族の給与を経費にすることができます。
節税対策となるとどうしても経費に気を取られがちですが、各種控除についても忘れないようにしましょう。扶養控除や医療費控除、社会保険料控除など、控除できるものは全て洗い出しておきましょう。確定申告の際にあれこれと探すようでは大変なので、日ごろから支払明細などの管理をしっかりしておくことが大切です。
確定申告には白色と青色がありますが、青色申告なら複式簿記で65万円が控除されるだけでなく、赤字を3年間繰越すことができるので、節税効果はかなり高くなります。白色申告のほうが準備は楽ですが、まとまった金額を稼ぐことができるなら、帳簿管理が大変でも青色にしておくメリットは大きいでしょう。白色申告でも結局帳簿は必要なので、長くフリーランスとしてやっていくつもりなら青色申告にしておくことをおすすめします。
稼げるフリーランスになって長く続けていくためには、努力がどうしても必要です。ITエンジニアとしての実力を高めていく努力はもちろんですが、仕事をいくつも経験しながらコミュニケーション力を高めることも意識しておきたい点です。また、好んで選ばれるフリーランスになるための人間力強化も重要な要素です。そうして努力していくうちに、人脈も徐々に増えていくはずなので、そこから新たなチャンスを見つけて仕事につなげていくようにしましょう。
独立の夢を叶えるために早く前へと進みたい気持ちになるかもしれませんが、フリーランスとして長く地に足をつけて頑張っていくためにはスタート時のスキルがとても重要です。そこで、フリーランスの第一歩としておすすめなのが、独立の前にSES契約という働き方でITエンジニアとしての経験値を上げるという方法です。人材サービスを利用して派遣社員として働く方法もありますが、IT系フリーランスを目指すならSESが最適です。
企業と求職者のマッチングをサポートするサービス、求職者と契約を結んで企業に派遣するサービス、正社員や契約社員として直接雇用することを前提に一定期間人材を派遣するサービスなど、人材紹介を行うサービスにはいくつかの種類があります。フリーランスとして働くのであれば自分で自由に営業をすることができますが、人材紹介サービスを利用する企業が増えているということもあって、仕事探しを人材紹介会社に依頼するフリーランスも増えています。